
亀頭増大でヒアルロン酸を注入し、失敗することはあるのでしょうか。
この記事を通して、失敗の原因と対処法がわかり、より適切に改善を目指せるようになるでしょう。
こんにちは、ライターのユキです。
特に美容整形、再生医療、メンタルケアの分野を得意とし、難しい概念をわかりやすく説明できることが強みです。
【目次】
1 “失敗”とは<どんな状態か>
2 失敗の原因
2-1 副作用
2-2 注入成分
2-3 医療ミス
3 Eさんの症例
4 対処法
4-1 手術
4-2 “ヒアルロン酸”分解注射
4-3 カウンセリング
5 今日から始められること
1 “失敗”とは<どんな状態か>
そもそもヒアルロン酸は、私達の目、関節、肌などに元から備わっており、クッションのような役割を果たしています。
元から体内にある物質なので、注入してもいずれ体内に吸収されます。
その安全性から、多くのメンズクリニックで、亀頭増大のためにヒアルロン酸を注入する手術が行われているのです。
国内外問わず、実施されていますが、失敗のリスクが大きいことは、あまり知られていません。
<失敗時の症状(一例)>
・いつまでも腫れが引かない。
・感度が低下する。
・変色や凸凹。
場合によっては、早期に対処しないと、さらに深刻なダメージに繋がる恐れがあります。
2 失敗の原因
ヒアルロン酸の注入による失敗には、主に3つのパターンがあります。
【2-1 副作用】
ヒアルロン酸による“亀頭増大”術の際は、小さな切開部から盲目的に注入します。
そのため、均一に注入するのが難しいのです。
また、吸収のされ具合にもばらつきがあり、次のような後遺症が残ってしまう可能性があります。
<一例>
・亀頭にぶつぶつが残る。
・歪になる。
・感度が落ちる。
【2-2 注入成分】
ヒアルロン酸は自然に吸収されるため、一回の注入では、亀頭増大の効果は長続きしないという弱点があります。
そこで、「一度の注入で半永久的に効果が続く」という宣伝文句で、体内に吸収されない物質を使うクリニックも存在ます。
<一例>
ソフトコンタクトレンズに使われるような材料(アルカミド、パーフォームなど)
ただし、吸収されないからといって、亀頭の形が安定するわけではありません。
これらの成分は、術後もずっとひと塊として移動します。
そのせいで亀頭が歪になってしまうのです。
【2-3 医療ミス】
先述の通り、亀頭へのヒアルロン酸の注入は、難度の高い手術です。
亀頭は皮も薄く、とてもデリケートな部分です。
そのため、少しのズレで、 ヒアルロン酸が血管に達してしまうのです。
ヒアルロン酸で血管が詰まった結果、亀頭が壊死するといった医療ミスも発生しています。
現に、このような“亀頭増大”手術の失敗によって、毎年10件ほどの訴訟が起きています。
壊死してしまった部位は、処置が遅れるほど悪化するので、早めの判断と処置が必要です。
3 Eさんの症例
実際、亀頭にヒアルロン酸を注入したEさんの症例を見てみましょう。
Eさんは、“亀頭直下埋没法”で包茎手術を受けた際に、再び皮が被らないように、亀頭増大の注入を勧められました。
同日、Eさんは医師に勧められた通り、カリ首の部分にヒアルロン酸(エクシードネオ)を注入しました。
「ヒアルロン酸は吸収と定着を繰り返し、定着した部分が体の一部になる」と、クリニックから説明を受けたものの、術後1ヵ月経っても、腫れが収まりません。
奇妙に思ったEさんは、マスターベーションを試みると、なんと亀頭に感覚がなく、快感がないことに気付いたのです。
その原因が精神的なものか、機能的なものか、Eさんにはわかりませんでした。
「勃起障害や射精障害が一生続くのでは」と、不安を感じているEさん。
もし、亀頭の感覚が戻るなら、ヒアルロン酸の摘出を検討しているそうです。
4 対処法
ヒアルロン酸の注入に失敗してしまった場合のために、ここでは“3つ”の対処法をご説明します。
【4-1 手術】
注入したヒアルロン酸は、外科的な方法で取り除くこともできます。
注入時と同様、亀頭を小さく切開し、そこから異物を摘出するのです。
ただし、摘出もまた簡単ではありません。
ヒアルロン酸を含め、注入された異物は体と癒着し、固まってしまうことがあるからです。
そうなると、全部剥がすのは難しいようです。
また、ヒアルロン酸が血管に詰まり、壊死した部分も、切除しなければならないケースもあります。
その結果、“亀頭増大”手術の前よりも、ペニスのサイズが小さくなってしまいます。
より深刻なケースでは、ただサイズが小さくなるだけでは済まないこともあります。
尿道が露出してしまい、排尿時に尿が飛び散るなどの後遺症を抱えるリスクがあるのです。
【4-2 “ヒアルロン酸”分解注射】
切開せずとも、注射によってヒアルロン酸を分解する方法もあります。
ヒアルロン酸の分解酵素(ヒアルロニダーゼ)を注射するというものです。
ヒアルロニダーゼには、ヒト、牛、“羊”由来のものがありますが、動物由来のものはアレルギー反応を起こすことがあります。
<一例(“羊”由来の場合)>
およそ100人に一人の割合で、アレルギーを起こすことがわかっているので、事前のアレルギーチェックが必要です。
注射後は、数時間でヒアルロン酸の分解が始まり、数日以内に完全に分解され、元通りになります。
体への負担が少ないのは魅力ですが、ヒアルロン酸の種類や注入のされ方、量によっては、複数回の注射が必要になります。
美容皮膚科で取り扱うことの多いヒアルロニダーゼですが、海外ではペニスへの使用例も紹介されています。
国内でも、ヒアルロニダーゼによる処置を行っているクリニックがあります。
【4-3 カウンセリング】
大切なペニスの問題ですので、一人で判断するのは不安かもしれません。
自らの判断で、亀頭にヒアルロン酸を注入してしまったことへの後悔を考えれば、不安を感じて当然です。
必要のない処置で、さらに悪化させてしまうリスクもあります。
また、壊死しているにもかかわらず、不安から判断が遅れ、さらに危険な状態に陥ってしまうことも、容易に想定できます。
そこであなたにおすすめしたいのが、「第三者に相談する」という手段です。
この時、私はずっと一人で抱え続けていた精神的な重荷から、少しずつ、解放されていくのを感じました。
同時に、私は自分の感情を解放し、誰かに寄り添ってもらうことで起こる「癒やしの力」を実感することができたの です。
包茎手術と包皮再生(前川 著)
第6章-3
著者の前川さんは、包茎手術による後遺症を乗り越えた経験を通し、ペニスに悩みを抱える人たちの希望となるべく、本著を執筆しました。
そんな彼もまた、術後の絶望感から立ち直る過程で、心の支えになる味方を得ているのです。
本著では、前川さんが後遺症を改善した道筋や、ナチュラルペニスの大切さについて説明されています。
「ナチュラルペニス」を日本語訳すると、「自然なペニス」です。
英語では、割礼を受けていないペニスは「natural penis」、割礼を受けているペニスは「circumcised penis」と呼ばれています。
包茎手術と包皮再生(前川 著)
第9章-1
ヒアルロン酸の摘出について、前川さんに質問したところ、次のような回答を受けました。
・手術、分解注射のどちらにも、リスクがある。その点を理解し、自分でもしっかり調べることが大切である。
・後遺症によっては、より迅速な判断や対処が必要になる。
・亀頭増大を受けたクリニックだけでなく、あなたが信頼できる別の病院や専門家から、“セカンドオピニオン”を受けることも選択肢の一つとなる。
<“セカンドオピニオン”とは>
より良い決断(選択)をするために、主治医ではなく、他の専門的な知識を持った人から、病状や治療法について、“第2の意見”をもらうこと。
前川さんは、症例として紹介したEさんからの相談実績があります。
包茎手術の体験者である彼さんだからこそ、心から寄り添うカウンセリングを行うことができます。
あなたもきっと安心して相談でき、より後悔のない意思決定をする助けになるはずです。
5 今日から始められること
国内では、ペニスに関して正しい知識を持つのが難しい状況にあります。
そうはいっても、失敗によるストレスは、一人で抱えきれるものではありません。
場合によっては迅速な判断を求められますが、かといって、負の感情に駆られたままでは、間違った判断を重ねるだけです。
ペニスの後遺症から立ち直るには、正しい手順を踏むこと、そして良き理解者が必要です。
前川さんの知識と経験が、あなたが正しく立ち直るための道筋となります。
また彼自身が、あなたの傷ついた心を救う、よき理解者となるでしょう。
最後に、前川さんの著書をご紹介します。
亀頭増大でヒアルロン酸を注入し、失敗した場合にも、精神面、機能面の改善において、ご参考いただける内容になっています。
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